シャアが背中を押してくれる夜|啄木と太宰に学ぶ「弱さと強さ」
最近、よく働いてるなって思ってるんですが、
働けど働けどって、石川啄木の詩を思い出しました。
そして、シャアの「見せてもらおうか、連邦軍のモビルスーツの…」
ってセリフも、なんか今日は頭から離れません。

石川啄木の短歌です。
はたらけど
はたらけど猶
わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る
歌集『一握の砂』に収められたこの一首は、
時代を越えて、今の私たちの胸にも静かに響きます。
どれだけ努力しても、思うようにいかない日。
「手」を見つめ何を思うだろう。
手相?汚れやしわ?荒れ果てた手?
東海の小島の磯の白砂に
われ泣きぬれて
蟹とたはむる
この詩も有名ですね。
私は今、東海地方に住んでいますが、この詩の「東海」とは
どうも北海道か、東北の方の海だそうです(諸説あり)
私は答志島やイルカ島、賢島の三重県の海を
イメージしてたのですが…。
一方で、まったく違う世界の言葉もあります。
シャア・アズナブルの名セリフ。
見せてもらおうか、
連邦軍のモビルスーツの性能とやらを!
自信に満ちたその一言は、
どこか「強くあろうとする心」を感じさせます。
このセリフのパロディもいろいろありますよね。
今日見かけたのは、若い女性を応援するシャアのセリフです。
「見せてもらおうか、
私を雑に扱う者の
末路とやらを」
女子はこのくらいの強い自尊心で生きて行け、と
応援する詩でもありました。
気に入ったので、筆で走り書きした次第です。
もし、この二つの世界が交わったら——
そして、シャアがもし石川啄木と太宰治に転生したら…。
シャアが文豪に転生したら…
薄暗い部屋。
机の上には原稿用紙と、少し残った酒。
赤い仮面の奥で、彼は静かに呟きます。
はたらけどはたらけど猶、
わが生活楽にならざり……
ふと、手を見る。
そして、少しだけ笑う。
見せてもらおうか、
人間というものの性能とやらを……
最後に、小さく。
……人間、失格だな。
まとめ
シャアとの対比がなんとも切なくて、くすっと笑ってしまいます。
弱さを見つめる啄木や太宰の心もまた、共感できます。
同じ本を読んでいる人は、話が合うと言いますね。
話が合わない人とは、読んでる本が違うとも言います。
そもそも本を読まない人とは、話が合うわけがないんです。
もし、コミュニケーションで悩んでいる方がいたら、そっとお伝えしたいです。
あなたのせいじゃないって。
シャアみたいに、強気で生きていっていいんですよ。
そして、こうつぶやくんです。
「見せてもらおうか、
私を雑に扱う者の
末路とやらを」
さらに、啄木も応援しています。
「一度でも我に頭を下げさせし人みな〇ねといのりてしこと」
この詩は米津玄師がトーク番組で言ってて、さすが!って思いました。
このネガティブな詩がなんでこんなにコミカルで切なくて、愛しいのか。
啄木の人生が詰まっているんですよね。
私は、こういう詩が人を支えてくれることがあると思います。
負けないで、「一度でも、頭を下げさせたやつ、ただじゃおかねぇぜ」って、
思いましょう。あなたは、尊い、大切な人なのです。
自分自身に優しく教えてあげましょう。
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