習字教室のほっこり思い出|硯に足!? 新聞紙の妖精が生まれた冬の夜
硯に足!? 新聞紙の妖精が生まれた夜
ほっこりする思い出をひとつ。
保育園のころから書道をはじめ、
小学1年生で月兎教室に来てくれた女の子が2人いました。
最初に作品を見たとき、私はびっくり。
筆の扱いがとても上手で、
ひらがなもカタカナも トメ・ハネ・ハライ がきっちり美しいのです。
「いいお教室に通っていたのね」と私が言うと、
「先生すごく厳しかったんです」
と、2人は笑いながら教えてくれました。
今どき “厳しい指導” という言葉は、少し珍しいかもしれません。
でも、その話を聞いたとき私は思いました。
「その先生、本当に素晴らしい方なんだろうな」と。
「ゆるい〜」と言いながらも頑張る2人
そんな2人ですが、月兎教室では
「ここ、ゆるい〜」
なんて言いながら、のびのびと練習していました。
笑いながらも、書くときは真剣。
子どもって本当に不思議です。
そして、そんな2人と過ごした日々の中で
忘れられない事件(?)が起きます。
冬の夜、事件は起こった
クリスマス前の寒い夜。
教室には約35人の生徒がいて、
床いっぱいに広げた画仙紙と格闘していました。

墨の香りと紙の音。
真剣な空気の中、みんな黙々と書いています。
そして最後まで残って書いていたのが、
あの2人でした。
集中していたそのとき——
バシャッ!!
なんと、
片方の生徒が 硯(すずり)に足を突っ込んでしまった のです。
黒いフラミンゴ誕生
「どうしよう〜!!」
片足を上げて立ち尽くすその姿。
真っ黒な足。
その形……
まるで黒いフラミンゴ。
私は慌てて新聞紙を丸めて、
足にぐるぐる巻きました。
「ブーツみたい!」
と本人は大喜び。
新聞紙ブーツで
ぴょんぴょん片足で飛び跳ねています。
そのかわいいことといったら。
新聞紙の妖精、現る
ところが。
ほんの少し目を離したすきに——
なんということでしょう。
2人とも
新聞紙で帽子と服まで作っているではありませんか。
そして、
「見て見てー!」
とくるくる回りながら踊り出しました。
そう。
新聞紙の妖精の誕生です。

踊る2人。
笑いが止まらない私。
その夜の教室は、
まるで小さな劇場のようでした。
新聞紙の妖精は、やがて八段へ
あれから年月が経ちました。
2人は中学生になり、
八段を取得。

さらに特待生として
大人の課題にも挑戦するようになりました。
あの
「新聞紙の妖精」
だった2人が、今では
美しい文字で多くの人を感動させる書道少女に。
きっとこれからも
明るくて想像力あふれる素敵な女性になることでしょう。
火曜日の夜に思い出したこと
火曜日の夜、ふとこの出来事を思い出しました。
教室には、
こんな 小さな物語 がたくさんあります。
習字は、
字が上手になるだけではありません。
笑ったり
驚いたり
時には硯に足を入れたり(?)
そんな時間の積み重ねが
子どもたちを少しずつ成長させてくれるのだと思います。
▶ 体験レッスンのお申し込み
はじめてでも大丈夫。
お道具は教室にありますので、
手ぶらで体験していただけます。
教室の雰囲気を
ぜひ体験レッスンで感じてみてください。
これからも、文字を通して、
集中力と自信を育てていける教室でありたいと思います。
また、当教室は日本習字に所属し、
検定課題に取り組みながら基礎から学んでいます。
日本習字について詳しくは、
日本習字公式サイトをご覧ください。
https://www.nihon-shuji.or.jp
現在、松阪市の習字教室「月兎教室」では、
これから書道を始めたい方を応援する
お習字セット無料キャンペーンを実施しています。
投稿者プロフィール

-
はじめまして、日本習字・月兎教室のはるちゃんです。
「放課後、一番好きな場所」を目指して、
子どもたちが安心して通える教室を続けています。
小さな手で筆を持っていた子が、
成長していく姿をたくさん見てきました。
一人ひとりのペースを大切に、
楽しく、そしてしっかり力がつく指導を心がけています。
✔ 指導・実績
・日本習字 漢字八段
・幼児〜大人・高段位まで指導
・オンライン対応あり
ひとこと🐰
「うちの子でも大丈夫かな?」という方こそ、
安心して一度体験にお越しください。
👉 はじめての方へ|体験レッスン受付中
はじめての方も安心してご参加いただけますので、まずは体験で教室の雰囲気やレッスン内容をご確認ください。
体験レッスンは約40分(レッスン30分+説明10分)です。
お道具はすべてご用意しておりますので、手ぶらでお越しいただけます。





