高田本山専修寺の蓮まつりへ|蓮の花と俳句、一文字の書を楽しむ夏【松阪市 月兎習字教室】
高田本山専修寺の蓮まつりへ
蓮の花と俳句、一文字の書を楽しむ夏

七月になると、各地で夏祭りの便りが聞こえてきます。
にぎやかな祭りも夏の楽しみですが、この季節になると、毎年訪れたくなる場所があります。
津市にある高田本山専修寺です。
境内では毎年「蓮まつり」が開催され、多くの種類の蓮が夏の朝を彩ります。
早朝の澄んだ空気の中でゆっくりと花を開く蓮は、どこか凛とした美しさがあります。
境内を歩いていると、時間がゆっくり流れているように感じられ、自然と心も穏やかになります。
夕方には昼間とは違う落ち着いた景色が広がり、年によっては竹のキャンドルが境内を優しく照らします。
やわらかな灯りに包まれた蓮の花は、昼間とはまた違った趣があり、夏の思い出を彩ってくれます。
芭蕉が詠んだ蓮の一句
蓮の花を眺めていると、毎年思い浮かぶ俳句があります。
蓮の香を目にかよはすや面の鼻
― 松尾芭蕉
香りを目で感じるような繊細な感性を表した一句です。
花の美しさだけでなく、その場に漂う静かな空気までも伝わってくるように感じます。
俳句をゆっくり声に出して読むと、蓮の咲く風景がより身近に感じられるのではないでしょうか。
この夏、書いてみたい一文字
季節の花を眺めると、不思議と書きたくなる文字があります。
それは、
「蓮」
という一文字です。
蓮の花は、古くから清らかさの象徴として親しまれ、日本の文化や仏教とも深い結びつきを持っています。
一画一画を丁寧に筆で運ぶと、文字の中にも蓮の美しさや静けさが表れてくるように感じます。
また、高田本山専修寺の今年のテーマは
「境内を彩る 浄土の光」
です。
この言葉に心を寄せながら、
「浄」
という一文字を書いてみるのも、この季節ならではの書の楽しみ方ではないでしょうか。
文字を書く時間は、自分の心と向き合う時間でもあります。
蓮の花を眺め、俳句を味わい、静かに筆を持つ。
そんな穏やかな夏の一日を過ごしてみたくなります。
高田本山専修寺「蓮まつり」
2026年も高田本山専修寺では蓮まつりが開催されています。
- 開催期間:2026年6月15日(月)~8月16日(日)
- 開門時間:6:00~17:00
- 拝観無料
- 会場:高田本山専修寺(津市)
- 境内では35種類の蓮を楽しむことができます。
※開催内容は変更される場合があります。お出かけ前に最新情報をご確認ください。
境内には約35種類の蓮が植えられ、それぞれ異なる花の表情を楽しむことができます。
朝の散策はもちろん、夕方や竹灯りの幻想的な雰囲気もおすすめです。
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出典
- 高田本山専修寺「蓮まつり2026」案内(確認日:2026年7月6日)
- 松尾芭蕉『芭蕉句集』
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