猫との思い出|ゴールデンウィークの帰省と小さな車窓
ゴールデンウィークが近づくと、毎年のように思い出すことがあります。
これまで46年の間に、何度か取りやめた年もありましたが、
おそらく40回ほどはゴールデンウィークに帰省していたと思います。
家族に会えるのは、やはりうれしいものでした。
猫二匹と長旅 子猫の時は楽だったけど…
ただ、我が家には猫がいたので、帰省はいつも猫連れの旅になりました。
本当は家でのんびりしていたかったはずの猫を、私の都合で連れ出すことに。
新幹線の中では、不服そうに鳴き続けていたのをよく覚えています。

子猫のうちは電車での帰省でしたが、やがて車での移動に変わりました。
渋滞の首都高速では文句を言い続け、富士山あたりで声が枯れてくる猫。
名古屋あたりでようやく眠り始め、三重の実家に近づく頃には、
山道のカーブで揺られ、吐くものもなくなるほど吐いて、ぐったりしていました。
それでも、田舎の空気や景色に触れると少しずつ元気を取り戻します。
そしてまた帰り道。「にゃんだよ、もう!」と言いたげな様子で、再び長旅へ。
松阪、名古屋、静岡、小田原、そして東名高速の出口、首都高、環七、高円寺。
やっと自宅にたどり着く頃には、猫も私もすっかり疲れ切っていました。
忘れられない車窓のボンカレー
そんな帰省の記憶が、ゴールデンウィークが近づくたびによみがえります。
ニュースで渋滞の様子を見ると、「ああ、もう二度とごめんだな」と思ってしまいます。
猫を連れての長旅は、なかなか大変なものでした。
それでも、忘れられない光景があります。
ある年、渋滞の中で見かけた小さな家族連れの車。
フロントガラスの下にボンカレーを4つ並べ、太陽の光で温めていたのです。
きっと、ご飯にかけて食べるつもりだったのでしょう。

その発想に、「すごい!」と感心しました。
太陽の力で食事を温める、なんとも合理的で楽しいアイディアです。
混雑するサービスエリアやレストランを避ける工夫としても見事でした。
もしこれから行楽に出かける機会があるなら、
私もレトルトカレーを用意していこうかなと思います。
無印の海老カレーなんて、ちょっとした楽しみになりそうですね。
まとめ
「ボンカレーを見たときには、久々に、笑顔が戻りました。」
あのときの渋滞は大変だったはずなのに、
なぜかそこだけ、ぽっと灯りがともるように思い出されます。
疲れの中にある、小さな工夫と、ささやかなユーモア。
そんな光景に出会えるから、長い旅も悪くないのかもしれませんね。
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投稿者プロフィール

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はじめまして、日本習字・月兎教室のはるちゃんです。
「放課後、一番好きな場所」を目指して、
子どもたちが安心して通える教室を続けています。
小さな手で筆を持っていた子が、
成長していく姿をたくさん見てきました。
一人ひとりのペースを大切に、
楽しく、そしてしっかり力がつく指導を心がけています。
✔ 指導・実績
・日本習字 漢字八段
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