父母の愛を想う書|やさしい緑で表現した筆ペンアートと名句「寸草の心」
今日は、やさしいライトグリーンの筆ペンで、
母の愛を想う一節を書きました。
(※風岡五城書を参照しました)

墨場必携「名句を書く」/276ページ
難將寸草心
報得三春輝
唐・孟東野(もうとうや)
寸草の心を將って
三春の輝きに報い得難し
(古文眞寶・遊子吟)
※風岡五城書を参照
一寸伸びた草がどんなに感謝しようとも、春三ヶ月の陽光の恵みに恩返しなどとてもできはしない。親の情愛の深さを賛える。
この言葉は、
「小さな草のような私たちの心では、
春の陽のように大きな父母の愛に、
とても報いきれない」という意味です。
書きながら、
自分が両親から受け取ってきたやさしさを、
ありがたく思い出す時間になりました。
今回は、
ペンテルのライトグリーンを使って、
春の光のようなやわらかさを表現してみました。
少しの時間でも、
自分の心と向き合える、たのしい筆ペンアートです。
三春の陽光とは、何でしょう

三春の陽光とは、日本なら3,4,5月の3か月の春の陽の輝き、お日様のパワーですね。
優しく照らす陽光で、自然は冬から春に、芽吹き開花していきます。
小さな芽にとっては、とほうもない大きな力です。到底、恩返しなどできませんね。
これは何をたとえたのかというと…。
旅立つ息子とその母親をたとえた、比喩の詩

唐代の詩人・孟郊が、旅立つ息子のために裁縫する母親の姿を描いた詩「遊子吟」の結句です。小さな草(寸草)が春の陽光(三春の輝き)の恩に報いることができないように、子は親の愛に全く及ばない、という比喩です。
「寸草春暉(すんそうしゅんき)」として四字熟語化され、父母の恩に報いる子の心の微小さをたとえます。日常では母の日の文脈や感謝の表現でよく引用されます。母の日がもうすぐですね。この詩を書けたらいいなぁと思いました。
まとめ
小さな一筆の中にも、
大切な想いは、そっと宿ります。
今日は何を書こうかなと思って開いた本の一ページから
大きな世界を見せていただけるというのが、
新しい発見でもあり、楽しみでもあります。
日々の中に、
心を整える時間を、少しだけ。
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投稿者プロフィール

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はじめまして、日本習字・月兎教室のはるちゃんです。
「放課後、一番好きな場所」を目指して、
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小さな手で筆を持っていた子が、
成長していく姿をたくさん見てきました。
一人ひとりのペースを大切に、
楽しく、そしてしっかり力がつく指導を心がけています。
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