ゴールデンウィークの記憶|昭和の田植えと父の面影
子供のころの連休はどこにも行った記憶が無い
どこへ行っただろう、と振り返るゴールデンウィーク。
私の記憶の中で、子供のころの連休といえば「田植えのお手伝い」でした。
遊びに出かけることは、ほとんどありませんでした。

兼業農家だった我が家では、父や母、祖母に加えて、
母方の祖母も手伝いに来てくれて、
みんなで田んぼに並びます。
ばあちゃん助っ人参上でにぎやかな田植え
一列に並び、腰にはカゴ。
その中に苗を入れて、一本ずつ、丁寧に手で植えていく――。
田植え機を買うまでは、ずっと手植えでした。
お昼はおにぎり。
夜はカレーか炊き込みご飯。
そして、山菜の天ぷら。
一生懸命に働いたあとのご飯は、
何よりも美味しかったのを、今でもはっきり覚えています。

もう、田植えをすることはないでしょう。
あの頃のように、みんなで並んで作業することもありません。
一番の働き手だった父も他界し、
今年の連休明けは、どこかのんびりとした時間が流れています。
それでも――
心のどこかに、ぽっかりとした寂しさがあります。

新芽が出そろった茶山を見ても、
父がいない今年の春は、どこか静かで、
あちこちに寂しさが落ちているように感じます。
元気に働いていた父の姿が、
切ないほどに、鮮やかによみがえってきます。
けれど――
こうして思い出せる時間もまた、
今の自分を支えてくれているのかもしれません。
今週は木曜日から教室を開けます。
また、いつもの時間を一緒に楽しく過ごしていきましょう。
元気なお顔を見せていただけるのを、心より楽しみにしております。
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■ブログについて
ゴールデンウィークの思い出をたどりながら、
昭和の田植え風景と家族のぬくもりを静かに綴りました。
父の面影とともに感じる春の寂しさと、
今を支える記憶のやさしさをお届けします。
毎日ブログを更新しています。
日々の小さな出来事や書のある暮らしを、これからも丁寧に綴ってまいります。
投稿者プロフィール

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はじめまして、日本習字・月兎教室のはるちゃんです。
「放課後、一番好きな場所」を目指して、
子どもたちが安心して通える教室を続けています。
小さな手で筆を持っていた子が、
成長していく姿をたくさん見てきました。
一人ひとりのペースを大切に、
楽しく、そしてしっかり力がつく指導を心がけています。
✔ 指導・実績
・日本習字 漢字八段
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