画仙紙課題の左払いが決まらない?穂先を生かした美しい線の書き方|松阪市 月兎教室
小片野教室で大作に挑戦③
画仙紙課題 左払いには小さなコツがあります

半切作品で文字の配置や線の力強さを学んだ後は、画仙紙課題に挑戦です。
一枚の作品を眺めると、美しく見える文字があります。
その違いを生み出しているのが、一画一画の筆づかいです。
今回の教室では、左払いをテーマに練習しました。
左払いで筆が浮いてしまう
左払いは、勢いだけで払うと筆が紙から浮いてしまい、線が太くなって穂先もばらけてしまいます。
行書作品では楷書のように側筆ではなく、蔵法で入筆して、中鋒で文字のど真ん中を穂先が通る運筆が基本となります。
『筆を中鋒で運ぶこと。』
穂先の弾力を最大限に生かし、筆の中心をしっかり使いながら運筆すると、線に厚みと深み、力強さが生まれます。
そして、返しの弾力を生かしながら自然に左へ払うことで、美しい左払いになります。
【筆を返す】これは、筆の全面を使って筆が長持ちする書き方でもあります。
命をいただいて作られた毛筆を大切に長持ちさせるという、心優しい書き方でもあるのですね。
穂先を整えると線が美しくなる
左払いは側筆で運筆すると、穂先が少し開いてしまうことがあります。
そんな時は、
筆を立てながら折り返し、
中鋒で穂先を整え、鋭く細い線を意識して書くこと。
穂先がまとまることで、左払いの終筆まで美しく決まり、作品全体に引き締まった印象が生まれます。
わずかな筆の角度や力の入れ方が、一文字の表情を大きく変えてくれます。
小さな積み重ねが大きな作品につながります
画仙紙作品は、一つひとつの基本点画が作品全体の美しさを支えています。
左払いのような基本を丁寧に繰り返し練習することで、線に自然な伸びや力強さが生まれ、作品にも落ち着きと品格が感じられるようになります。
生徒さんそれぞれが集中して筆を運び、一枚一枚の作品に向き合う姿がとても印象的な時間でした。
次回も、画仙紙作品づくりの様子をお届けします。
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投稿者プロフィール

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はじめまして、日本習字・月兎教室のはるちゃんです。
「放課後、一番好きな場所」を目指して、
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小さな手で筆を持っていた子が、
成長していく姿をたくさん見てきました。
一人ひとりのペースを大切に、
楽しく、そしてしっかり力がつく指導を心がけています。
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