3.11 「あの日、猫は先に避難していた」忘れられない記憶と、書くこと
3月11日になると、あの日のことを思い出します。
私は当時、千葉市に住んでいて、あの大きな地震を経験しました。
突然の激しい揺れに、とっさにフライパンを頭にかぶり、テーブルの下に潜り込みました。
ふと見ると、飼っていた猫はすでに避難していて、
テーブルの下でお互いに目が合いました。

「これは尋常じゃない地震だ」
言葉はなくても、同じ恐怖を感じていたように思います。
その後、ニュースで流れ続けた津波の映像。
そして福島の原発事故。
信じられない出来事が次々と起こり、
心が重く、何もする気力がわかない日が続きました。
お店に行っても、水もパンもラーメンも棚は空っぽ。
ただ、辛い韓国ラーメンだけがぽつんと残っていた光景を、今でも覚えています。
どこかに
「生き残ってしまって申し訳ない」
そんな気持ちに近い感覚もありました。
その頃、私は書道の課題がありましたが、
どうしても書く気になれず、母に電話をしました。
「今月は休みたい」
母は言いました。
「こんな時は無理したらあかん。ゆっくり休んだらいい」
その言葉に、ほっとしました。
…ところが続けて、母はこう言いました。
「でも、3日経ったら書きな」
今月は休むと言ったはずなのに、たったの3日。
しぶしぶでしたが、3日後に筆を持ちました。
そして結局、その月の課題も休まず提出しました。
今思えば、あのつらい時でも書いたのです。
だから今は思います。
あの時に比べたら、ちょっとしたことで休まない。
さぼらない。
「あの時でも書いたんだから」
そう思うと、不思議と力が出てきます。
書くことは、
心を整えることなのかもしれません。
静かに筆を持つ時間は、
自分の心と向き合う時間でもあります。
震災でお亡くなりになった方々に、
心より哀悼の誠をささげます。
そして、あの日を忘れずに、
今日という一日を大切に生きていきたいと思います。
習字教室ならではの防災
そしてもう一つ、私が思うことがあります。
それは、
書くことは心を落ち着かせる時間になるということです。
災害の時、人は強い不安や緊張を感じます。
そんな時、静かに筆を持ち、文字を書く時間は、
心を整える時間になるのかもしれません。
習字教室では、
字を上手に書くことだけではなく、
落ち着いて座り、心を整える時間も大切にしています。
子どもたちが、
どんな時でも自分の心を落ち着かせる力を
少しずつ育てていけたらいいなと思っています。
猫3匹との防災について
そしてもう一つ大切なのは、
一緒に暮らす家族のことです。
我が家には、猫が3匹います。
地震のとき、動物は人間よりも早く異変を感じることがあります。
実際、あの日も猫は先に安全な場所に避難していました。
災害の時、ペットを守れるのは飼い主だけです。
そのために、
・キャリーケースをすぐ使える場所に置く
・猫のフードや水を少し多めに備えておく
・トイレ砂をストックしておく
そんな小さな備えを心がけています。
そして何より、
**「この子たちを守る」**と思うと、
防災への意識も自然と高まります。
猫たちも、私にとって大切な家族です。
書道教室の防災チェックリスト(保存版)
3月11日をきっかけに、改めて防災について考えています。
習字教室でも、いざという時の備えはとても大切です。
生徒さんの安全を守るために、次のようなことを確認しておきたいと思います。
教室で準備しておきたいもの
□ 懐中電灯
□ 乾電池
□ モバイルバッテリー
□ 飲み水(数本)
□ 簡単な非常食
□ 救急セット
□ 簡易トイレ
教室の安全確認
□ 本棚や棚が倒れないよう固定する
□ 硯や重い道具が落ちないようにする
□ 避難経路を確認する
□ 近くの避難場所を確認する
習字教室では、硯や文鎮など
重たい道具も多いので、普段から安全を意識しておくことが大切だと思います。
猫3匹との防災チェックリスト
我が家には猫が3匹います。
災害の時、ペットを守れるのは飼い主だけです。
そのため、次のような準備を心がけています。
猫のための備え
□ キャリーケース(すぐ使える場所に)
□ 猫のフード(数日分)
□ 飲み水
□ トイレ砂
□ ペットシーツ
□ タオルや毛布
□ 首輪や迷子札
猫は環境の変化にとても敏感です。
普段からキャリーケースに慣れておくことも大切だそうです。
猫と暮らす方へおすすめの一冊
私が防災について考えるとき、
参考になると思った本があります。
この本は、災害のとき
猫とどうやって生き延びるかを具体的に教えてくれる一冊です。
日本は地震や台風、水害などが多い「災害大国」。
そのとき 猫を守れるのは飼い主だけだと言われています。
本の中では、例えば次のようなことが紹介されています。
- 猫と一緒に避難する方法
- 同行避難か在宅避難かを判断する考え方
- 災害時に持ち出すべき猫の防災グッズ
- 猫がけがをしたときの応急処置
- ケージ内での暑さ・寒さ対策など
特別な道具だけでなく、
身の回りの物で猫を守る工夫も紹介されていて、
とても実用的だと感じました。
猫と暮らす人にこそ読んでほしい
我が家にも猫が3匹います。
災害のとき、
「この子たちを守れるのは自分しかいない」
そう思うと、
防災について真剣に考えなくてはと思います。
3月11日は
悲しみを忘れない日であると同時に、
備えを見直す日でもあるのかもしれません。
猫と暮らしている方には、
一度読んでみてほしい一冊です。
最後に
3月11日は、
悲しみを忘れない日であると同時に、
備えを見直す日でもあるのだと思います。
そして私は、
静かに筆を持つ時間の中で、
心を整えることの大切さも感じています。
今日が、
ほんの少しでも防災を考えるきっかけになれば幸いです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
テーブルの下に避難することは正解なのか…わかりません。
とっさの行動は、そんな大したことはできないものですね。
猫も、私も、ここなら安全かなと思ったところが同じだったようです。
月兎の習字教室では、字を書く楽しさを大切にしています。
これからも教室の出来事や習字の魅力をお届けしていきます。
投稿者プロフィール

-
はじめまして、日本習字・月兎教室のはるちゃんです。
「放課後、一番好きな場所」を目指して教室を開きました。教室名の「月兎」は、習字を終えて帰る子どもたちの姿が、ぴょんぴょん跳ねるうさぎのように可愛らしかったことから名付けました。学校でも家でもない、安心して過ごせる居心地の良い場所でありたいと思っています。
2012年に千葉市で教室を開き、2021年に故郷・三重県松阪市へ。現在は、小片野教室・松ヶ崎教室・オンラインで、幼児から高段位の方まで、それぞれのペースで楽しく学べる教室を運営しています。
【取得段位】
・日本習字 漢字部最高段位 八段
・仮名 五段/臨書 五段/くらしの書 上級
・墨画 最高段位 峯院/ペン字 五段
【趣味】
神社仏閣巡り・御朱印集め・お花見
【楽しく、確かな力が身につく習字教室】
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