2026年4月
花の色はうつりにけりな――小野小町に重ねる、うつろいの美
本文 春のやわらかな光に包まれて、几帳の向こうからふと漂う香の気配。 平安の都には、目に見えぬ美しさが、そっと重なり合うように息づいていました。 その中でも、ひときわ名を残した女性――小野小町。 才に恵まれ、歌にすぐれ、 […]
痛快かな書道「現代訳・枕草子・百人一首」松阪市月兎教室
やわらかな仮名で、ことばの機知を味わう時間。本日は、才気あふれる一首を、静かな余白とともに。 原文(かな) 夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも世に逢坂の 関はゆるさじ(よをこめて とりのそらねは はかるともよに あうさ […]
猫との思い出|ゴールデンウィークの帰省と小さな車窓
ゴールデンウィークが近づくと、毎年のように思い出すことがあります。 これまで46年の間に、何度か取りやめた年もありましたが、おそらく40回ほどはゴールデンウィークに帰省していたと思います。家族に会えるのは、やはりうれしい […]
よく噛んで生きるということ|ひいばあちゃんの教えと差し歯記念日
よく噛むという教え 大切なのは、「ちゃんと噛めること」。 それを教えてくれたのは、97歳まで自分の歯で生きた、ひいばあちゃんでした。 ひいばあちゃんの口癖は、「よく噛んで食べなさい」。 どんなときも「ありがたい、ありがた […]
三春の行楽は誰のもとに――唐詩に学ぶ、春の華やぎと人生の余韻
春に書きたくなる、ちょっと切ない名句 春の陽射しが、やわらかく心にほどける季節となりました。春は桜の蕾はふくらみ、桃や李の花がほころびはじめ、世界が淡い色に染まっていきます。 ふと想像してみてください。古の都・洛陽の東の […]
松阪市の書道教室|運気の上がる字をリクエストされて「端日祥薺月光風」を書く
端日祥薺月光風の「薺(ナズナ)の字、難しくない?」 端日祥薺月光風 月兎教室、趣味の講座の課題です。書きたい方は、高段位の女性の生徒さんで伸びやかで春らしく、爽やかで「運気がよさそうな課題がいい!」ということで見るからに […]
松阪市の習字教室|「てんてん地獄」で学ぶ「学」の書き方【日本習字4月号】
てんてん地獄。 これは生徒さんが名付けた言葉です。 「学」の点画がうまく決まらず、気づけばどんどん点が増えていく現象。まさに…てんてん地獄。 今回の課題は、日本習字漢字部4月号の「学者如登山」。その中の「学」で、この現象 […]
小学5年生に驚かされる一句――『無限心中不平事』を筆ペンアートで書く
墨場必携で「名句を書く」シリーズ 今日も『墨場必携・名句を書く』を開いて、心に残る一句を見つけました。 「無限心中不平事 一宵清話又成空」 漢詩は少し難しく感じますが、筆ペンなら気軽に楽しめます。今日はこの一句を書いてみ […]
父母の愛を想う書|やさしい緑で表現した筆ペンアートと名句「寸草の心」
今日は、やさしいライトグリーンの筆ペンで、母の愛を想う一節を書きました。(※風岡五城書を参照しました) 墨場必携「名句を書く」/276ページ 難將寸草心 報得三春輝 唐・孟東野(もうとうや) 寸草の心を將って 三春の輝き […]
気楽に楽しむ【筆ペン書道】✨松阪市月兎教室
今日は、筆ペンで気楽に書いた作品を3つご紹介します。 かしこまらず、落書きのように。墨場必携をぱっと開いて、気に入った詩を書いています。 ① 吾れ亦(われまた)、吾が廬(いおり)を愛す 自分の場所を愛するという、静かな肯 […]
シャアが背中を押してくれる夜|啄木と太宰に学ぶ「弱さと強さ」
最近、よく働いてるなって思ってるんですが、働けど働けどって、石川啄木の詩を思い出しました。 そして、シャアの「見せてもらおうか、連邦軍のモビルスーツの…」ってセリフも、なんか今日は頭から離れません。 石川啄木の短歌です。 […]
「卒業アルバムの下手な字を見て絶望した私。下手でいいやんから本気の書道へ」
習字上手すぎる子に、負け続けた小学時代 子どもの頃、「習字を習っていない子の方が上手」でした。 どれだけ書いても追いつけない。いつも負けて、ただ悔しかった。 どうしてそんなに上手なのか。聞きたくても聞けなかった。 天才は […]
松阪市 習字教室|はがき宛名書きのコツ|クセ字(米粒・クネクネ・流れ)を整える方法【月兎教室】
こんにちは、月兎教室のはるちゃんです♪ はがきや封筒の宛名書き、いざ書こうとすると「なんだかバランスが変…」「思ったより下手に見える…」そんな経験はありませんか? 松阪市の習字教室でも、特に主婦の方から「年賀状やお礼状を […]
松阪市の習字教室|七段生徒が臨書に挑戦|月兎教室の書の時間
4月から日本習字の「臨書」に挑戦した七段の生徒さん 今日は、日本習字七段の生徒さんが「臨書」に挑戦した様子をお伝えします。 静かな時間の中で、筆先から伝わってくる緊張感と集中力。いつもの半紙とは違う、少し特別な時間が流れ […]
松阪市の習字教室|大人の昇級・昇段が続々|月兎教室でレベルアップの春
🌸 3月〜4月 たくさんの大人が昇級・昇段しました こんにちは、月兎教室の米澤(はるちゃん)です。 やわらかな春の光に包まれて、心も少し軽やかになる季節ですね🌸教室でも、嬉しいご報告が続いています。 この3月から4月にか […]
松阪市の書道教室|オンラインでも学べる日本習字 月兎教室|高校生も継続中
🌸 高校生活と書道のある日々 今日は、オンラインレッスンのお話を少し。 昨日のレッスンには、この春高校生になったばかりの女の子が参加してくれました。「月曜日は三時間続きで授業があって、終わるともうクタクタなんです」と、少 […]
松阪市 習字教室 おすすめ|小学3年生から日本習字 月兎教室(体験レッスン受付中)
松阪市で小学3年生の習字が始まる前に知っておきたいこと 小学3年生になると、学校でいよいよ習字が始まります。けれど実際には、「思ったより簡単」と感じるお子さんも少なくありません。 授業では先生の説明を聞く時間が長く、実際 […]
松阪市の書道教室が伝える|礼儀作法と日本文化の深い関係
書に学ぶ礼儀のかたち 今日は、「礼儀」と日本の文化について書きます。礼儀とは、人を思いやる「動き」そのものであり、相手を敬う心の表れでもあります。 私たちは、礼儀作法をいつのまにか体で覚えていくものです。気づかぬうちに、 […]
松阪市の習字教室|字が苦手だった子がお品書きを任されるようになった思い出
書き順は完璧なのに、字が重なってしまう癖 少し前のことを、思い出しました。字がとても苦手だった、少年のことです。 小学4年生で教室に来たその子は、正直に言って、かなり字が苦手でした。 「書いた字が、だれにも読んでもらえな […]
松阪市の書道教室|遊びの中で育つ書く力と幼児の学び
🌸 あそびの中で育つ「書く力」 見守る時間にひらく世界 春の陽ざしがやわらかく窓から差し込む朝。小さな手が色鉛筆を握って、一生けんめいに線を描きはじめます。 その小さな指先の動きの中に、ことばの芽が育っていることを、私た […]



















